ラパコレハンズオンを開催しました。
2026年08月26日
2026年8月21日にジョンソン・エンド・ジョンソンの皆様にご協力いただき、消化器・総合外科カンファレンスルームでラパコレハンズオンを開催しました。
今回は、外科医療に興味・関心を持つ6名の参加者にお集まりいただき、医局員の指導のもと、ブタの胆嚢を用いたラパコレ(腹腔鏡下胆嚢摘出術)のハンズオンを行いました。
はじめに超音波凝固切開装置の原理や使用方法について説明していただいた後、3つのグループに分かれてハンズオンを行いました。
モニターに映る胆嚢や鉗子の動きには、実際の手術さながらの臨場感があり、参加者の皆さんはやや緊張した面持ちで鉗子を操作していました。
用意していただいたブタの肝臓・胆嚢には個体差があり、胆嚢管周囲の剥離操作に苦労する場面もありましたが、皆さん非常に熱心に取り組まれ、胆嚢管のクリッピング・切離まで行うことができました。
肝床から胆嚢を剥離する操作では、摘出まであと一歩というところで胆嚢壁を損傷し、胆汁が漏出する場面もありましたが、皆さん最後まで粘り強く手技を続け、胆嚢を摘出していました。
胆汁が漏出した際には本当に悔しそうな様子を見せ、摘出した胆嚢を見ながら、何が良くなかったのか、どうすれば胆嚢壁の損傷を回避できたのかと考えを巡らせる姿が印象的でした。
誰にでも初めての経験がありますが、最初からすべてを完璧にできるとは限りません。実際の手術に臨む前に、安全な環境で手技を経験し、試行錯誤を重ねることができるハンズオンやシミュレーションは、持続可能な外科診療体制を構築するうえでも、今後ますます重要になると考えます。
今後も安全で質の高い手術を安定して行えるよう、研鑽を重ねてまいります。
(文責:井上圭亮)



