2024年10月31日~11月3日

神戸コンベンションセンターで日本消化器関連学会週間(JDDW)が開催されました。

肝胆膵外科 岸 隆助教、消化器外科 谷浦 隆仁が発表してきました。

5つの学会(消化器病学会、消化器内視鏡学会、肝臓学会、消化器がん検診学会、消化器外科学会)が合同で行われ、関係者2万人が参加すると言われる規模の大きい学会でした。
内科や放射線科の先生の発表や聴講者もおり、診療科を超えた熱い議論が行われておりました。加えて、当院の外科病棟で働く薬剤師の先生も参加・発表しており、コメディカルも交じる盛大な学会でした。現地で薬剤師の先生と日髙教授と合流し写真撮影しました。

今回、印象に残ったのは、肝細胞癌(HCC)のワークショップでした。ここ数年でHCCに対して新規抗がん剤や免疫チェックポイント阻害剤が適応になり、治療選択肢が増えつつあるなか、更に先にいく研究があり、HCCといえば手術、RFA、TACEが主軸であった時代の知識がアップデートされた感じです。普段大腸癌を中心に診療しておりますが、時に他領域に触れることも大事ですね。今後も日々精進します。(文責:谷浦)


【当科の発表】
<岸先生>
 デジタルポスター 膵臓(症例報告)「UR-M膵癌に対して一期的切除、conversion surgery、異時的切除を行った9例の報告」
<谷浦>
 デジタルポスター 大腸:手術治療(良性)「低異型度虫垂粘液性腫瘍(LAMN)13例の短期・長期成績の検討」

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