2024年8月30日、お隣の鳥取大学へロボット胃癌手術の見学へ行ってきました。

胃癌に対してのロボット手術は、当院でも以前より行っていましたが春から体制がガラッと変わり、消化管グループの新チームとして見学を行いました。

十数年前までの開腹手術と比べると腹腔鏡下手術やロボット手術は明らかに視野が良好であり、傷も小さく低侵襲で行われていることが実感できます。

ロボット手術には依然として様々な課題もありますが、一つずつクリアすることでより良い術式へと洗練されていくような気がします。

ただ手術が上手いというだけの低侵襲手術は、すでに時代錯誤であることは当科の医師の共通認識です。

真の意味での患者さんに優しい手術を目指して日々、精進して参ります。(文責:消化管グループ 上部消化管チーフ 松原毅)

 

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