研修プログラム

後期研修プログラム (2020年版)

【目標・理念】 

1) 専攻医が医師として必要な基本的診療能力を習得すること
2) 専攻医が外科領域の専門的診療能力を習得すること
3) 上記に関する知識・技能・態度と高い倫理性を備えることにより、患者に信頼され、標準的な
       医療を提供でき、プロフェッショナルとしての誇りを持ち、患者への責任を果たせる外科専門
       医となること
4) 外科専門医の育成を通して国民の健康・福祉に貢献すること
5) 外科領域全般からサブスペシャルティ領域(消化器外科、小児外科)またはそれに準じた外科
       関連領域 (乳腺や内分泌領域)の専門研修を行い、それぞれの領域の専門医取得へと連動す
       ること
      

【進路のモデルコース】

  1. 一般消化器外科医養成コース:がん化学療法、緩和ケアを含む 
  2. 消化器外科専門医取得コース( 学位取得) 
  3. 肝胆膵外科専門医取得コース( 学位取得) 
  4. 内視鏡外科専門医取得コース( 学位取得) 
  5. 乳腺内分泌外科専門医取得コース( 学位取得) 
  6. 小児外科専門医取得コース( 学位取得)

【消化器外科専門医取得コースの概要】

  1. 後期研修1年目(卒後3年目)
     大学病院において消化器外科の患者のみならず、乳腺・内分泌、小児外科の患者を指導医とともに受け持つ。手術には助手として参加し、 周術期の管理を担当する。外科手術に必要な基本的手技を習得する。内視鏡トレーニングセンターにおいて内視鏡手術の手技の向上をはかる。 
  2. 後期研修2-3年目
     関連病院において、指導医のもとで各種疾患を担当する。低難易度の手術は術者として執刀し、高難易度の手術は助手として多数の症例を経験する。 また、救急患者の診察を行い、緊急手術も担当する。症例報告などの臨床研究を積極的に行い、学会発表(全国学会、地方会、研究会)や論文作成を指導医のもとで行う。 
  3. 後期研修4-5年目
     大学病院において、高難易度の手術(食道、肝胆膵の悪性腫瘍)を受け持ち、外科手術のみならず集学的治療(放射線療法、化学療法、緩和ケアー)も経験する。 希望によりある程度臓器別の専門性を考慮する。全国学会での発表や論文作成を義務付け、専門医の受験資格を得る。各種専門医の取得に必要な手術件数をクリアーする。 希望者は、大学院に入学してもらい、臨床研究、基礎研究を行うことにより、学位の取得を勧める。

【経験できる手術手技】

  1. 頚部:甲状腺切除、副甲状腺摘出など 
  2. 乳腺:乳腺腫瘤摘出術、乳房温存術、非定型乳房切除術など 
  3. 上部消化管:食道手術、幽門側胃切除術、胃全摘術など 
  4. 結腸、直腸、肛門:結腸切除術、直腸切除術、痔核・痔瘻根治術など 
  5. 肝臓手術:肝部分切除術、肝区域切除術など 
  6. 胆膵脾手術:胆嚢摘出術、肝外胆管切除術、胆道再建術、膵頭十二指腸切除術、膵尾側切除術、摘脾術など
  7. 小児外科手術 
  8. 各臓器の外傷手術 
  9. その他の手術:鼠径ヘルニア根治術、虫垂切除術など 
  10. 内視鏡下手術:食道、胃、大腸・直腸、胆道、膵臓、脾臓、副腎など

【手術件数】

【取得可能な認定医、専門医】

外科学会専門医、消化器外科専門医、消化器病専門医、肝臓専門医、肝胆膵外科専門医、大腸肛門専門医、内視鏡外科技術認定医、癌化学療法専門医、乳癌専門医、マンモグラフィー読影認定医、

【関連施設】

県内:松江赤十字病院、松江生協病院、島根県立中央病院、出雲総合医療センター、雲南市立病院、町立奥出雲病院、公立邑智病院、大田市立病院、浜田医療センター、益田医師会病院、など

【研修プログラム責任者、担当者】

島根大学消化器・総合外科教授:田島義証(責任者)准教授:平原典幸 講師:板倉正幸、久守孝司、川畑康成、山本 徹 助教:林 彦多、西 健、高井清江、百留亮治

【連絡先】 

島根大学消化器・総合外科 医局長:西 健
住所:〒693-8501 出雲市塩冶町89-1
電話:0853-20-2232
E-mail: nishiken@med.shimane-u.ac.jp

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