海外研修に行ってきました!!
イリノイ大学シカゴ校へロボット手術見学に行きました。

H24年11月12・13日の2日間、イリノイ大学シカゴ校(University of Illinois at Chicago(UIC), Depertment Surgery, Divison of General, Minimally Invasive and Robotic Surgery)へロボット手術見学に行きました。この施設は2000年にイリノイ州で初めてロボット手術を実施し、以降多数のロボット手術実績をもつ施設で、全米初となるロボットを用いた肝切除術を成功させたことでも有名です。膵体尾部切除術と胆嚢摘出術のロボット手術を見学しました。膵切患者様の入室時間はなんと早朝6時40分。当院より2時間早い業務開始です。手術時間も非常に見短く、午前中に手術が終了していました。

胆嚢摘出術では、手技の相違はほとんどなかったように思われますが、とにかく早い。患者様入室から退室までが約2時間でした。この日は胆嚢摘出術が3件続けて行われる予定とのことでした。見学終了後、国際外科学会シカゴ本部外科歴史博物館へ出かけました。博物館はシカゴ中心部よりややはずれた、ミシガン湖が見渡せる絶好の場所にありました。博物館内には「日本外科殿堂」部門があり、華岡青洲や日本の外科の発展に貢献された中山先生の銅像、中山先生の業績のご案内、中山恒明賞受賞者のネームボードが陳列されていました。